〜 昭和55年3月17日 西武鉄道の一番熱い日 (2) 〜
それでは、昭和55年3月17日の
時刻改正で何が変わったかを記載してみたい。
あまり細かく書くのも大変なのでざっと大きな変化を。
- 列車種別
- 序章でも書いた通り、特急/急行/準急/普通に加え
新たに通勤急行/快速急行/快速/通勤準急などが追加された。 - それに伴い、種別札の大型化と色別化が行われた。
急行なら赤/準急なら緑/快速なら青etc...
- 序章でも書いた通り、特急/急行/準急/普通に加え
- ダイヤ関係
- 平日/休日に増発列車の設定
- 特急/急行の増発 10連増発 etc...
- これはかなり細かく多いので今回は見合わせ。
- 施設関係
- 池袋駅のホ−ム使用変更。
- 特急/急行=7番線 準急=5番線 普通=2.3番線
- 構内に10両編成3本用の電留線が完成。
- 本川越−南大塚間の部分複線化。
- 本川越から入曽間の駅ホ−ムが10両編成停車可能に。
- 本川越駅ホ−ム増設、3面4本停車可能。
- 萩山−小川間複線化。
- 鷺ノ宮駅下り追い抜き線完成。
- 西武新宿方から見て一番左を待避線とし追い抜き線(本線)を中線に変更。
- これにより下りの普通と優等の連絡が可能となる。
- この中線はかなり以前に鷺ノ宮止まりの列車が発着していた線で
- 鷺ノ宮止まりが廃止後はしばらく使われていなかった所。
- 車両関係
- 長らく湘南型の顔として親しまれていた501系が時刻改正後の3月末をもって全車廃車。
- 廃車後は、流山鉄道/三岐鉄道などへ渡った車両も数多くいた。
- この年の夏から、多摩川線に冷改701系1本を投入。
- 多摩湖線国分寺方に401系1本を投入。これにより冷房車のいない線区は消滅。
そして...
最大のトレ−ド劇が新宿線と池袋線で 起きた。
昭和55年3月で廃車された501系
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