西大家貨物線 その後

作:mgoto@ibm.net

(写真、地図、html 作成共)

正面の写真

写真1

きんぽうげさんのレポートにある、セメント工場の引込線入口です。


地図

図1

実はこの引込線、工場内を突き抜けて東側に抜けています。

しかしそれはわずかな区間にすぎません。

日高市役所から東に向かい、セメント工場の北塀に沿って進むと行き着くことができます。

図中の丸で囲んだ番号が写真番号と対応します。


裏側の写真

写真2

線路は工場を出てからゆるやかに北側にカーブしています。

写真右手の木々の向うがセメント工場になります。


埋もれるレール

写真3

写真2の位置から反対側を見ます。

すでにレ−ルが草の中に埋もれかけており、ちょっと廃な雰囲気が漂います。


土手の終わり(上)

写真4

草ぼうぼうの土手を数百メートル歩くとすぐに行き止まりとなります。

しかし、H.Kuma様の訪れた時は、まだこの先が残っていました。

西大家貨物線(東武越生線/西大家)の 2枚目の写真は、この民家の屋根のあたりから(この写真と反対方向から)撮られたものと思われます。

写真右手方向奥には変電所があり、このあたりは送電線が林立しています。

余談ですが、この変電所から出た送電線の1つは遠く保谷市に至り、JR武蔵野線に給電しています。


土手の終わり(下)

写真5

土手の終わりを下から見るとこのような状態です。


土手の終わり(遠景)

写真6

土手の終わりを遠くから見ると、このようになります。

中央の民家の奥が築堤の終わりです。

土地の境界線を見ると、わずかに土手があったのであろう場所の軌跡がわかります。

ちなみにこの道路は、99年9月現在では未開通です。


廃棄物処分場入口

写真7

写真6の反対側は、日高市の一般産業廃棄物最終処分場となっています。

多分この搬入路が線路跡なのでしょうが、今となってはその面影は残っていません。

この先のかなりの面積が処分場であり、道も少ないため、しばらくの間は線路跡もわからなくなります。


再度現れた線路跡

写真8

しばらく東に行った農道の中で、線路跡に再び出会うことができました。


畑の中の踏み切り跡

写真9

畑の真っ只中で、踏み切り跡を発見。

これは今回最大の発見でした。(笑)

この標識は線路跡より数メートル手前にあります。写真の奥手方向と左手方向に伸びているのは農道で、線路跡は左右方向にクロスしています。


はっきりしてきた線路跡

写真10

南大家駅に近づくにつれ、線路跡がはっきりしてきます。

写真のように空き地になっていたり、近隣の住宅の駐車場になっていたりします。

ここから数十メートルで、東武越生線と合流します。


1999年9月

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