■ 写真1
きんぽうげさんのレポートにある、セメント工場の引込線入口です。
■ 図1
実はこの引込線、工場内を突き抜けて東側に抜けています。
しかしそれはわずかな区間にすぎません。
日高市役所から東に向かい、セメント工場の北塀に沿って進むと行き着くことができます。
図中の丸で囲んだ番号が写真番号と対応します。
■ 写真2
線路は工場を出てからゆるやかに北側にカーブしています。
写真右手の木々の向うがセメント工場になります。
■ 写真3
写真2の位置から反対側を見ます。
すでにレ−ルが草の中に埋もれかけており、ちょっと廃な雰囲気が漂います。
■ 写真4
草ぼうぼうの土手を数百メートル歩くとすぐに行き止まりとなります。
しかし、H.Kuma様の訪れた時は、まだこの先が残っていました。
西大家貨物線(東武越生線/西大家)の 2枚目の写真は、この民家の屋根のあたりから(この写真と反対方向から)撮られたものと思われます。
写真右手方向奥には変電所があり、このあたりは送電線が林立しています。
余談ですが、この変電所から出た送電線の1つは遠く保谷市に至り、JR武蔵野線に給電しています。
■ 写真5
土手の終わりを下から見るとこのような状態です。
■ 写真6
土手の終わりを遠くから見ると、このようになります。
中央の民家の奥が築堤の終わりです。
土地の境界線を見ると、わずかに土手があったのであろう場所の軌跡がわかります。
ちなみにこの道路は、99年9月現在では未開通です。
■ 写真7
写真6の反対側は、日高市の一般産業廃棄物最終処分場となっています。
多分この搬入路が線路跡なのでしょうが、今となってはその面影は残っていません。
この先のかなりの面積が処分場であり、道も少ないため、しばらくの間は線路跡もわからなくなります。
■ 写真8
しばらく東に行った農道の中で、線路跡に再び出会うことができました。
■ 写真9
畑の真っ只中で、踏み切り跡を発見。
これは今回最大の発見でした。(笑)
この標識は線路跡より数メートル手前にあります。写真の奥手方向と左手方向に伸びているのは農道で、線路跡は左右方向にクロスしています。
■ 写真10
南大家駅に近づくにつれ、線路跡がはっきりしてきます。
写真のように空き地になっていたり、近隣の住宅の駐車場になっていたりします。
ここから数十メートルで、東武越生線と合流します。