明大前駅の謎    Imakita@東中神
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 いつもいつもお世話になっております。「夢に終わった鉄道達」を読ませていただきました。
 それで思い出したのですが、それは、多分知っていらっしゃるとは思いますが、わが永遠の井の頭線?の「明大前駅の謎」についてです。

 明大前の吉祥寺寄りの陸橋の桁の間隔が、どうも複線だけを考慮して作られたものでは異様に広く、物心ついたときから「あれは怪しい」と睨んでいました。
 そこでいつものようにわが後輩(鉄マニア)に聞いたところ…。
「あ、あれはその昔、山手線の外側にもう一本環状線を作る計画があって、それが明大前で繋がるはずだったから広くなってんの」とのことでした。

 そういえば、数年前に日本テレビの「追跡」という番組で井の頭線が特集されたときに、「明大前の謎と、その環状鉄道の計画について」確かに放送されていました。しかもその環状鉄道計画のパンフレット?まで出ていました。ビデオに撮ったのですが、今では2度の引っ越しのおかげで所在不明となっています…。

 今日は久しぶりに何も無かったので、気まぐれに「井の頭線」を使って、学校まで行きました。
 そこで早速、デジカメで明大前の橋げたをとってまいりましたが…、いつ落ちるのかわからないのと連射が効かないので…、非常にタイミングが合っていません…。

Photo Photo

撮り急ぎ報告いたしました。それでは失礼します!

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 情報ありがとうございました。私もどこぞで聞いた事はあったんですが、調べてみると実際いくつかの会社が山手線の外側を環状に結ぶ計画を持っていた様です。この付近については、以下の2社が該当すると思います。

  1. 渋谷急行電鉄:渋谷〜吉祥寺
  2. 東京山手急行電鉄:大井町〜世田谷〜中野〜江東

 実際の井の頭線は、この東京山手急行電鉄が東京郊外鉄道と名前を変え、渋谷急行電鉄と合併の後、その計画路線であった渋谷〜吉祥寺間を開通させたものだそうです。
 開通後、社名を帝都電鉄と改称し通称帝都線と呼ばれる様になりますが、その後小田急と合併し小田急帝都線となります。井の頭線という名称は、戦時中小田急が東急に吸収された際に出て来た様です。
 戦後、京王電軌(新宿〜東八王子)と旧帝都線(渋谷〜吉祥寺)が東急から分離する際に一緒になり、京王帝都電鉄が誕生したわけです。

 さりげなく走っている井の頭線にも、複雑な過去があったんですね。さて問題の「明大前駅の謎」ですが、上記の東京山手急行電鉄が最初に計画していた路線の北半分(明大前〜中野〜?)が、次期開通区間として予定されていたという事なんでしょうかね。


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