御陵線その後  (1997/02)

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 御陵線に関して、八王子方面調査員(!?)の 三上 昭さん からの情報です。実は地図の写真 4,5 の間、浅川から長房団地にかけての住宅地は、築堤らしきものが見えなかったんで、何もないだろうとたかをくくって私は飛ばしてしまったんですが、その場所ですばらしい物を見付けてくれました。


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 隊長こんにちは、廃線探索員、西八王子駐在の三上です。御陵線調査にて進展がありました。

  1. 御陵線の橋脚発見!

     御陵線の橋脚を発見しました。南浅川を渡り、長房団地にかかる手前です。横山橋を渡り、すぐ左に曲がります。そして最初の小路を右に曲がり、少し進むと右側に二つあります。高さは2階建ての家とほぼ同じくらいです。この橋脚は御陵線のものであることは、八王子歴史資料館で裏をとりました。写真を貼付します。
     また、この二つの橋脚の延長線上の長房団地の崖の部分だけがコンクリで固められていることにも気づきました。他の崖の部分は、すべて地肌が出ています。

  2. 御陵駅について

     隊長の推測通り、参道手前の白い建物(内科医院)の位置に確かにありました。付近のお年寄りの方から裏をとりました。

  3. 山田のカーブから中央線との交差まで

     この区間も高架で通っていました。線路の下には人々が横断できるような道があり、戦争中、空襲の時には付近の人々は、線路の下に避難していたそうです。 (八王子歴史資料館より)

 以上です。橋脚については、隊長が実際に見られたらいいと思います。ご連絡いただければ車にてご案内いたします。一度お会いしたいし。それでは!


 というわけですが、残念ながらまだ現地再訪は果たしておりません。以下、隊長と隊員のバーチャルな会話とお考え下さい。(^^;)

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撮影:三上昭氏

(写真:7)

  • 隊員: 隊長!ここです。
  • 隊長: こ、これは... 。う〜ん、なかなか頑丈そうなですね。(^^;)
  • 隊員: たっ、隊長ォ (~~;)
  • 隊長: しかしこんなもん、良く残っていたなぁ〜。
  • 隊員: まぁこれだけドッシリしてたら、撤去するのにいくらかかるか知れないですからねー。
Photo
撮影:三上昭氏

(写真:8)

  • 隊員: 隊長、次こっちこっち。
  • 隊長: うわぉ。こりゃまたすごい。
  • 隊員: ねー、すごい煙突
  • 隊長: ズルっ。君がボケてどうする。
  • 隊員: しかしこの家の人は、覚悟の上で購入してるのでしょうね、この場所。
  • 隊長: だろうなー。日当たり悪そうだなぁ〜。でもこんな家、住んでみたいなァ。
  • 隊員: うーん。隊長って、つくづく... (~~;)

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