開業100周年を迎えた中央本線。山梨県内を東西に貫くこの幹線は、言うまでも無く山梨と東京、長野、中京圏をつなぐ重要なパイプラインだ。また、甲府から身延を経て富士へと至る身延線も、ローカルではあるが観光や地域の足として親しまれている。だが、これらの線の出来る遥か以前、この地域に出現した鉄道が存在した。それが今回レポートする山梨交通鉄道線のルーツである。
甲 斐 青 柳 |
長 沢 |
長 沢 新 町 |
荊 沢 |
古 市 場 |
甲 斐 大 井 |
小 笠 原 下 町 |
小 笠 原 |
巨 摩 高 校 前 |
桃 園 |
倉 庫 町 |
甲 斐 飯 野 |
在 家 塚 |
西 野 |
今 諏 訪 |
農 林 高 校 前 |
玉 幡 |
榎 | 徳 行 |
貢 川 |
上 石 田 |
荒 川 橋 |
寿 町 |
第 二 高 校 前 |
泉 町 |
相 生 町 |
警 察 署 前 |
山 交 甲 府 |
さて現地レポートの方だが、冬晴れのある日、輪行バッグをかかえた一人の男が甲府駅前エントランスの階段を下りて来る所からスタートする(もちろん私ですね)。しばらく駅前広場をうろうろし、信玄公の像のある広場を見つけて自転車の組み立てを開始。師走に入って冬真っ盛りではあるが、今日は思いのほか気温が暖か、風も無いのでシェルを羽織らなくとも走って行けそうだ。 |