鉄道総研線 1998/01
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 国立にある「財団法人鉄道総合技術研究所(Railway Technical Research Institute)」。元国鉄の研究機関として、新幹線やリニアモーターカーを始めとする、各種の鉄道技術分野の研究開発を行なって来た。(ちなみにこの付近の町名は「ひかり号」誕生の地にあやかり、「光町」と名付けられている。)鉄道技術研究という事では、当然車両を使っての実験が付き物である。そんなわけで、ここへは必然的に引込線が引かれている。以前は、敷地内を楕円形のサーキットの様な線路が走っていたが、現在はその一部が廃止されて、地図で示す様な線形となっている。

 さて、ここへは何度か行こうと計画していたのだが、今年は首都圏には珍しい大雪の繰り返しが何度かあり、自転車に乗れない状況が続いていた。こうなりゃ自転車にチェーンでも... とも考えたが(^^;)、1月の後半になって雪もあらかた溶けて来たので、ようやく出かける事にした。


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(写真:1)
 例によって、青梅線沿いに南下し、さらに中央線に沿って東へと国立駅前までやって来た。駅の立川寄りから、線路が北西にカーブして出て来る。駅構内は、まだかなり雪が残っていた。
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(写真:2)
 少し北へ行った所の踏切。この区間は線路側のゲートを特に設けてなく、通勤者のショートカットコースとして活用されている。この日は日曜日ではあったが、けっこうな人が歩いていた。
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(写真:3)
 ほぼ同じ場所で総研方向を望む。向こうのマンションは非常階段が跨線橋となっている。なんか不思議な光景だ。総研がらみの建物なんだろうか。敷地の所有権なんかはどうなっているのだろう。(?_?)
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(写真:4)
 総研入口の直前から中を偵察。奥には何やら怪しげな塗装の気動車が...。駅からここまでの牽引用機だろうか。というわけで、ここまではとりあえず「生きている」線路デス。(^^;)

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