 Photo.1 分岐点付近。左手は中央線、山手線。 |
 Photo.2 直線部の路地を行く。 |
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新宿西口を地上へ出て大ガード西の交差点を渡り、まずは大久保駅の方へと線路沿いの路地を歩いて行きます。脇を走る中央線の線路がぐぐっと西へと向きを変え、その上を山手線が高架で乗り越して行くあたり、地図によればここらが引込線の分岐していた場所です。心なしか道路がわずかに分岐に引っ張られて湾曲してる様に見えますが、地図上でもこのカーブはピッタリと一致しているので、位置的に間違いはないでしょう。(Photo.1)
線路跡、というか跡と同じ場所の街路を歩いて行きます。新宿の駅前からすぐの所にいるわけですが、一本裏通りに入るとこんな静かな場所があるのですね。日陰の路地の向こうに、白い大きな高層ビルが何本も光っています。(Photo.2)
これもランドマークとなる常円寺の脇を抜けると、青梅街道の「新都心歩道橋下」交差点に出て来ます。歩道橋が交差点の名前に冠せられているのも笑ってしまいますが、さすがにそれだけあって大規模な歩道橋です。その上に立って眺めると道路は大きな川のようで、彼方にその流れの上を新宿駅に出入りする電車が大ガードで渡って行くのが見えます。
右手を見れば、対岸に山脈峨峨として相ひ連なり、いゃ山脈というか絶壁ですね、ビルの。歩いて来た左手を振り返ると、線路跡の路地が真っ直ぐと青梅街道に向かって来ているのが見えます。(Photo.3)
 Photo.3 新都心歩道橋から路地を振り返る。 |
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