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西武・武蔵野、所沢の攻防
西武:所沢駅付近 (1999/01)

 川越鉄道の面影を求めて... 今回は、所沢近辺へと足を運んでみました。所沢と言えば西武のお膝下の感がありますが、昔は武蔵野鉄道と(旧)西武鉄道の共同使用駅でありました。
 現在でもここのホームに立つと、新宿,池袋というそれぞれ都心へ向かう電車が、仲良く(!?)逆方向へ出発して行くという不思議な光景が見られます。

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 青梅から狭山丘陵の北を抜け、一直線に畑の中の道を走るとまず西武池袋線に突き当たる。こちらは元武蔵野鉄道の路線になるが、ここには巨大な電車基地がある。留置線に沿って小手指駅へと向かうが、しっかし長〜いな〜ぁコレは。
 20m級の10両フル編成が、縦にも横にも何本も置ける広大さは、さすが西武!という貫禄ですね。黄色いのや青いの、NRA なんかもゴロゴロしている。

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 小手指からさらに北東へ走ると、すぐに新宿線の新所沢だ。この近さに、2つの路線がほぼ平行に走っているというのは、西武の生い立ちを知らない人には理解出来ないんじゃないかと思う。
 さて、そこから線路に沿って少し行くと写真3 の地点に至る。ここには以前、米軍施設への引込線があったらしい。
 写真の右手が新宿線で、正面には線路に隣接したデルタ形の公園があり、その延長線上は民家が建て込んでいるが、線路跡と思われる敷地が脇の道と一緒に微妙なカーブを描いて奥の方へと延びていた。

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