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青梅線砂利線のその後 (2.小作)

Photo 1.

 次に小作駅。言うまでもなく私の最寄り駅なので、どうも探索という雰囲気にはならないが。

 駅から青梅寄りにちょっと行ったあたりで、線路は多摩川の方へ向かってカーブして分岐していたらしい。

Photo 2.

 あたりは区画整理が終っており、線路跡はもはや全くわからない。位置的にはこの公園裏手の住宅地あたりを、斜めに突っ切って進んでいた様だ。

 ここ、くすのき児童公園は、何故かブレーメン音楽隊のブロンズが多摩川の方へ向かって行進している。

Photo 3.

 奥多摩バイパスを渡ると、程なく東京都水道局小作浄水場だ。砂利線が引かれていた頃は、インクラインで河原から引き上げて来た砂利を、ここで貨車へと積み替えていた。

 ちなみに「専用線一覧表」によれば、この専用線の契約相手方は「東京都」、専用線種別は「鉄道」となっている。

Photo 4. Photo

 浄水場の裏手へまわると、そこにはインクラインが斜面を下っていた跡が切り通し状に残っている。

 ここは前回もリポートしたが、その後斜面全体が整備され、日当たりのよい緑地公園として生まれ変わった。写真の部分はその公園へと下りてゆく階段で、下の道路をくぐった先が公園になっている。(上は前回の同じ場所)

Photo 5.

 このインクライン跡のすぐ隣りでは、現在圏央道の青梅トンネルが掘削されており、ちょっとスゴイ事になっている。

 写真は以前青梅スケートセンターのあった場所だが、もはやその面影すら求めるのは無理な様だ。

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