坂を登ったサミット付近 (写真は前回撮影したもの)。このカーブ、古びた石積みは、い・か・に・も と思わせるに充分な雰囲気を持っている。道路脇に勾配標がポツンと立っていても不思議はない。黒沢から急勾配を登って来た貨物列車は、ここから軽やかに東青梅へと下って行ったのだろう。 このあたり、木漏れ日の射す林間の道は、夏でも涼しい空間を提供してくれてホッとする。 |
黒沢へと下って行くと、採掘場のダンプ入口が左手に分岐している。道路の方(写真右)はここから先、黒沢へと急降下しているので、おそらく廃線跡は左方向だろうと思う。(...でなくて、その真ん中が正解) 浅野セメントの跡地ではその後硅石等も採取された様だが、現在は山砂利採掘が行なわれている。地形も大きく削られており、路盤もおそらく根こそぎ消失したのではないだろうか。中に入れないのでこの辺は想像でしかないのだが...。 |
道路の方をまわって下りきり、黒沢二丁目へとやって来た。裏手の方へちょっとよじ登ると、採掘場の風景が開ける。線路の位置はどこだったか、 ...う〜ん、わからない。しかし、目の前を横切る平坦な地形が少し気になる。 件の本には、酒店裏手に現在(本の発行は S.49)も線路跡の平坦な地形が見られるとあったが、これがその地形なのだろうか。(結局ここは、全然見当違いの場所だったようで... ^^;) |
さて、今回は写真を撮って来る事が出来なかったが、付近には面白い場所もいくつかあるのでついでながら...。
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