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道は田んぼから再び住宅地の中を通る様になる。農家の裏手を進んで行くと、所々で広い道路と直角に交わっている。昔は小さな踏切があったのだろう。
雨は強くもなく、弱くもなく、ぬれそうでもあり、ぬれそうでもなし。ん~、どうしよう引き返そうか。と思っているうちに、家徳駅跡と言われる建物の前に出た。(Photo-4)
この小屋はピンク色っぽい塗装を施されており、小さい頃乗っていた新京成の駅舎が全て派手なピンクに塗られていたのを連想してしまった。
多少元気が出てきて、もう少し先へ行ってみようという気になり、ペダルを踏みだす。軌道跡は砂利道だったり、舗装道路だったり、はたまた畦道のような状態だったり(Photo-5)しながら続いて行く。変わらないのは、どこまでも真っ直ぐなところだ。
気持ちいい道が続く。お盆休みの早朝の事、誰も人影がない(Photo-6)。これで晴れてりゃ最高なんだけどな... などと思いながら走っていると、また雨足が強くなって来た。
こりゃヤバイとUターンし、急いで車へと戻る。頭のてっぺんから雨に叩きつけられると、結構痛いもんだ、これが。(~~;)