〜 桜咲く軌道跡 〜 1996/04 |
羽村山口軽便鉄道(通称)は、村山貯水池や山口貯水池のダム建設用砂利を運搬する目的で設けられた、東京都水道局の工事用軌道です。 多摩川べりの羽村の堰付近から青梅線を越えたあたりまではインクライン、そこから先は軽便鉄道によって運搬されていたそうです。 現在も、そのほとんどが生活道路もしくは遊歩道として残っていますが、残念ながらこれらを二分する形で横田基地が建設され、この部分は完全に消滅してしまった様です。 訪問したのはちょうど桜の時期、ヒラヒラと花吹雪散る中を走る廃線散歩となりました。
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