多摩湖自転車道を一路東へと進む。軌道跡は玉子神社の南側を通過し、都道の山口貯水池入口T字路のあたりで合流して来る。ここから北上すると、しばらくは道路左手の一段下を走る砂利道が廃線跡となり、ダム入口の方へと伸びて行く。ちなみにこの道路反対側には、山口線の旧線路跡があるので帰りに覗いて来るのも良いだろう。ダム入口のゲートからは、歩行者用の正面道路でなく右手の小山裏手を抜ける細い道が軌道敷。ここを抜ければすぐにダム上へ出て、ゴールとなる。
14. 山口貯水池入口のT字路の下を軌道跡はくぐる。閉鎖されたフェンスの向こうに交差部が見える。(逆方向)
15. 道路と平行して走る一段低いダートが路盤跡。この車道反対側は、西武山口線の跡になる。(逆方向)
16. ダム入口のゲートを右から回りこんで終点を目指す。ここらも築堤の雰囲気が漂っている。
17. 軌道跡のすぐ脇には子供達が遊ぶ滑り台が。しかしこれ、限りなく怪しい雰囲気。このあたりには、他にも意味不明の台座など、それらしい遺構が数多く見られる。
18. ついでに、山口線跡を覗いて来た。バラストがまだ残っており、一部枕木も見る事が出来る。
19. 脇の駐車場でレールを発見。大きさからたぶん、山口線のものだろう。