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ある日、お父さんは娘たちにこう言った。
「面白そうな公園があるんだけど、一緒に行かない?」
娘たちは一瞬怪訝そうに顔を見合わせた後、一言
「何で? いかなーい。」
無理もない、もう既に公園など見向きもしない年齢に
育ってしまった子どもたちなのだから。
さてあきらめた父は、一人黙々とその公園へ向かう。
「でもね...」
お父さんはこころの中でつぶやいている。
「普通の公園じゃないのだよ。そこは...ふっふ。」
最後の「ふっふ」が全てを物語っているが、
確かにそこは普通の公園とは少し違っている。
ここまでのプロローグはあくまでフィクションですから、念のため。
この公園「あけぼの子どもの森公園」が何故普通じゃないのかは後半でお伝えする事にして(タイトルから想像がつくとは思いますが)、まずは一般的なガイドから入ります。とはいえ、一般的に見てもちょっと特殊なんです、この公園。
場所は飯能、最寄り駅は例の元加治駅。入間川を渡って、阿須運動公園とは県道195号を挟んで向い側、市民体育館の裏手になります。
背後に山の迫るちょっとした谷あいに作られたこの公園は、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンのムーミン物語の世界をモチーフに、飯能市の木材「西川材」をふんだんに取り入れた建物が点在する、ユニークなものです。
ではいくつかの施設の写真を、以下でご紹介しましょう。
水あび小屋 わんぱく池へ注ぐ小川の中に建つ 水あび小屋。水あび後の休憩場所 か... それとも水を浴びてる小屋 だからかな。 |
森の家 飯能産のヒノキの丸太で作られた 建物。トーベ・ヤンソンやムーミ ンの資料を集めた資料館になって いる。 |
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ムーミン屋敷 公園の中心部に建つシンボル的な 存在。1階がクッキングルームと 広間。2階には多くの小さな部屋 が並んでいる。 |
子ども劇場 2階にはドーム状の屋根を持つ多 目的ホールがあり、目の前のイベ ント広場と共に催し物に使用され る。1階は公園管理事務所と、ト イレとなっている。 |
ところで本題ですが、マップ中のクエスチョンマークの場所です。ここについては、かのトワイライトMAMさんのレポートがRM誌にも掲載されたのですが、日豊鉱業という鉱山会社の敷地になっています。
そして、ここで見られる光景は。。。
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