マスキングの出来たところで一週間寝かし（笑）、いよいよ青を塗り分けてみる。ブルーは最終的に発色の良さそうな「スージーブルー」を採用、パターンはシミュレーションをした中の 3.案をベースとして少し変化を加えた。その心は...　前面の塗り分けの難易度が高く思え、スッキリと仕上げられる自信が無かったのでその部分を避けた形だ。塗装結果は写真の通りで、念入りにマスキングした甲斐あり、ドア部の吹き込みもほぼ無くキレイに仕上がった。

最終案の塗り分けシミュレーションも、事前に一応やってある。但し、実際に採用したブルーは結果としてこれより鮮やかになった。それと、ダブルデッカーの部分の処理も検討していなかったので、今回同時に行なった。

8. 前頭部の塗り分けを避けたパターン。塗分け線を前側ドアの後部で屋根まで持ち上げ、運転室もろともブルーに染める。運転室後部のマスキングも横一直線で楽勝だ。

9. 上のパターンに対し、前側ドアの上半分は白く塗る形に変化させたもの。こちらの方が明るく感じるが、運転室後部マスキングがカーブを描くのが少し面倒（採用案）

10. ダブルデッカーの塗り分け案その壱。段差部の処理は、先頭車両の塗り分けに準じてコーナーＲを付ける形。窓周囲は連続窓風に黒染めとする。

11. ダブルデッカーの塗り分け案その弐。こちらは他車両との一貫性を考慮し、2階窓下に同じ幅で余白を残してある（採用案）