訪問:2025/11
13. 比良の丘


さて、11月に入って紅葉が見頃でもあるし、残りの訪問地もやっつけてしまおう。 まず向かうは比良の丘だが、家から現地へのアプローチはこれまでの谷戸付近を経由せず、高根通りを走って時間を稼ぐことにした。
比良の丘はもちろん谷戸ではないが、個人的に好きな展望地なのでこの際寄っておこうというわけである。 それはいいんだが、丘と名付けられているだけあって、そこへ至るルートはなかなかの勾配箇所があったりするので気が抜けない。
走りをサボっていた期間が長く、すっかり萎え切った脚を騙し騙しようやく登り着くと、空が開けてこんな光景が目に飛び込んで来る。 芝生状の丘の中央にシンボルとなる樹が一本、ここが所沢で最も標高の高い絶景の場所、比良の丘である。
丘の頂上に立つ大樹はウワミズザクラとの事で、落葉樹なのでこの時期は紅葉が見事。 その脇にはベンチとテーブルが設置してあり、ちょっとしたピクニック気分でお弁当を広げるのも良さそうだ。
しばしベンチに腰を掛け、登坂で乱れた息を整えつつ美味しい空気を満喫。 この時間帯はまだ誰も登って来ておらず、静かな時間を独り占め出来る。 ポカポカとした丘の上、そよ風が身体をクールダウンしてくれて心地良い。
ここからの展望は北東の方角が開けており、眼下に広がる所沢の街並みから、その背後にはうっすら霞みつつも、遠くに大宮あたり?の高層ビル群も見えている。
一休み出来たらそろそろ腰を上げ、谷戸巡りをスタートしよう。 丘の南側にはこれから訪問する三ヶ島湿地が広がっている筈であるが、崖下にあたるのでここから直接は見えていない。
比良の丘 の一言感想
次はグルっと迂回して三ヶ島湿地を目指します。