訪問:2025/10
11. 大谷戸湿地


案内所の奥手から始まる大谷戸湿地。 ここは「大谷戸」が固有名で、そこに「湿地」と付いている名付け方が重言のようで面白い。 その入口にポツンと立っている案内板によると、昔は田んぼが広がってその中央には道もあり、周囲は日当たりを良くするために、林を切り開いて畑にしてあったそうだ。
その現在はと言うと、ここで耕作が行なわれている気配はなく、一面の草藪に覆われていて見通しがきかない状況だ。 写真奥にかろうじて屋根が見えているのは、先ほどまでいた案内所。
脇道の木立の隙間から覗いて見ると、「湿地」と名付けられているだけあって、草の間にジワリと水の浸み出しているのが確認出来た。
大谷戸湿地の奥のほう、全景はこんな感じ。 以前畑地だったという両岸は樹木が生い茂り、その中央にある平坦地の一部にはあまり陽光が届いていないようである。 この谷戸の最奥部は「トンボの湿地」の呼称がついている。
大谷戸湿地 の一言感想
次は少し東へ移動して、糀谷八幡湿地へ向かいます。