訪問:2025/10
8. 宮寺ふくろうの丘公園


ようやく涼しくなって来たので、春先の訪問後に一時中断していた谷戸めぐり狭山丘陵北側編を再開する。 まずは家からほぼ同じルートを踏襲しつつ、前回の最終地点にやって来た。 横目で茶畑の向こうに山際観音堂が見えるが、このあたりで都県境を越え埼玉県に入る。
最初の訪問地は谷戸ではなく、マップでその名を見つけて少し気になった場所、宮寺ふくろうの丘公園。 ここは一般財団法人緑化再生機構が運営している施設で、一般的な公共の公園とは少し性格が違うようだ。 公園へは、山際観音堂前からそのまま道路をもう少し東へ向けて進み、民家脇のこの道標がある所から山手の方へ緩く登る。
農道を登って着いた先の現地には、特に公園を示す案内も標識らしきものも無く、ただ長閑な耕作地が広がっているだけなのだが、おそらくここらがその中心地と思われる。 狭山丘陵北麓のなだらかな斜面は、入間市中心部方面の展望が広がって心地良い風が吹き抜けて行く。
農道脇に管理地のゲートらしきものがあり、そちらは閉まっていたものの、その正面には何やら作業をされた痕跡らしきものがあった。 ブログを見るとイベント型の公園のようだが、日々整備の方も進んでいるのかも知れない。
公園を後に先ほどの入口まで戻って来ると、丁字路の角には西久保観音堂があり、ここは狭山三十三観音霊場の二十八番札所となっている。 境内の隅にある四阿には高齢の女性が独り、挨拶を交わしたが、静かに朝の読書を楽しんでおられた。
宮寺ふくろうの丘公園 の一言感想
次は、何度か訪れている西久保湿地へ向かいます。