訪問:2022/03
滝田谷津から下って来て、入口の石畑阿弥陀堂まで戻り、左折して進んで行くと、左手の門前に大きな庭石のあるお宅が目印。 ここが桜沢への入口だ。
道なりにダラダラ上って行くと、焼き鳥屋さんが見えて来る。 その奥が次の目的地、桜沢である。
あっけなく到着。 目の前に広大な芝生の広場が広がる。 この近所に住んでいる人にとっては、運動や朝夕のお手軽な散歩コースになるのだろう。 地形としてはここまでが谷戸で、この先は少し丘陵状になっているようにも思える。
草地の上を歩いて少し奥の方へ。 振り返れば、住宅地を見下ろすように、意外と高度感のある景観が開けていた。
桜沢の最奥部には桜沢池がある。 東京都瑞穂町のサイトでは「水をたたえる神秘的な沼。丘陵の中の小さなオアシス」と紹介されているが、ちょっとそんな雰囲気ではないな(笑)
池の手前に物々しい警告札がいくつも並んでいる。 いわく「せっかく外来魚を根絶したのに、誰かがまた放流して元の木阿弥にしてしまった」との事。 それはけしからんですな。
桜沢池を後に、遊歩道を歩いて下る。 右手の岡の上の方から、風に乗ってオカリナの音色が林間に木霊して聞こえて来た。
麓まで降りたところで、お名残り惜しく最後の一枚を。 起伏のある草地が広がる中にベンチも置かれていたりして、気持ち良い谷戸であった。 訪問時はまだ寒い時期だったが、季節には「桜沢」の名が示すように花見が楽しめるのだろうか?
桜沢の一言感想
草地を渡る風が心地よい
次回は里山民家(岸田んぼ)へ向かいます。
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