訪問:2022/05
5月の連休に第2回訪問を行なった。 スタート地点は前回と同じく狭山池公園で、途中まではルートも同等である(GoogleMyMap)。 その先も住宅地の中の裏道を繋げて、須賀神社の前までやって来た。 この脇の細い道を登って行く。
神社の脇を過ぎるとすぐに周囲は緑濃くなり、行く手に大きな屋根の建物が見えて来る。 これが、都立野山北・六道山公園内のシンボル的施設とも言える「里山民家」だ。
ゲートを入ると、左奥手の方に立派な駐輪場があるので、自転車はそこへ置いて徒歩で見て回ろう。 なお、里山民家は通常午前9時からの開館なので、それ以前は敷地に入れないから注意が必要だ。
立派な萱葺き屋根である。 この民家は江戸時代の家屋を再現したもので、母屋の他に蔵、納屋、作業小屋などがある。 里山文化を体験できるイベントなども、定期的に行なわれているそうだ。
開館時間中は職員の方が常駐しているようで、室内は囲炉裏で火が炊かれていた。 煙で茅葺き屋根を燻す為なのだろう。
民家の裏へ抜けるとそこは田んぼになっている。 これが「岸田んぼ」で、ボランティアの方々により開墾されたそうだ。 ここでは田植えなどの農業体験学習も行なわれているらしい。
脇の草むらにベンチがあったので、ここで一息ついた。 晴れ渡った空の下、五月の風が心地よい。 「カラコロ」と、田んぼから時々カエルの鳴く声が聞こえて来る。 しかし、まだ朝のうちとはいえ連休なのに人が少なく、ここは穴場だな…
里山民家・岸田んぼの一言感想
これぞ、里山オブ里山
次回はこの奥の宮野入です。
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