2018/05
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茶畑ポタリストをいつも癒してくれる緑の絨毯は、もちろん狭山茶である。 「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」とは地元の茶摘み唄だそうだが、改めて飲み比べてみた事がないのでその実力のほどは知らない…(笑) ちょうど4~5月にかけてが茶摘みの時期で、先日散歩した際にも、朝から農家の方が作業に勤しまれているのを見かけた。
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その収穫した茶葉を加工するお茶工場は主に金子台の北側に散在しており、歴史を経た建屋がなかなか渋い佇まいを見せている。 古くは鎌倉時代から栽培が開始されたとも言われる狭山茶、現在主に作られている品種は「やぶきた」と「さやまかおり」、後者は埼玉県茶業研究所で育成されたものだ。
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で、狭山茶と呼ばれているものの、現在このお茶の主な生産地は入間市内。 もちろんお隣の狭山市でも栽培はされているが、広域で大規模な茶畑の集まっているのは金子台のある入間市側(西端の一部は東京都青梅市)だったりする、というのが実際のところである。
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