2017/10
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茶畑の真っただ中に大きな敷地を占めているここは、その名も「埼玉県茶業研究所」。 昭和3年、金子台東方の豊岡に開設され、昭和46年にこの地へと移転して来た。 そのミッションは、埼玉の気候に適した耐寒性品種の茶を育成する事だ。
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その敷地に阻まれて圏央道北側の側道が一旦切れるので、普段自転車で通る時は逆サイドの道を走っているが、たまに迂回してグルリと外周を散歩するのもいいもんだ。 一部はこんな地道になっており、タイヤから伝わる土の感触を味わいながらノンビリと朝の散歩が出来る。
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ここは何かのイベントの際以外は基本的に部外者は入れないので、中の様子は外から伺うしかない。 圏央道の上を跨いで反対側に抜ける裏口があり、専用橋で結ばれているが、欄干部にはその名も「茶どころ橋」というプレートが埋め込まれていた。
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