「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と詠われ、日本三大銘茶の一つでもあるのが狭山茶である。 茶畑は主に武蔵野台地の西北部、金子台の上に広がっていて、その北側は以前冒険した霞川、南は不老川の流域となる。 台地と川の間には河岸段丘により生じる崖があり、これらは国分寺崖線などでもお馴染みだが「ハケ」と呼ばれている。
そして、この「ハケ」を通過していく道路はちょっとした坂道となるのだが、これがなかなかに風情がある。 特に不老川へと降りて行く坂は南斜面なので、冬の寒い時期でも天気が良ければポカポカとしていい気持ち。 正月休みの一日、それらの坂をいくつか繋げて拾い集めつつ、のんびりとポタリングを楽しんだ。
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