今回は八高線の箱根ヶ崎駅をスタートポイントとする。久々にやって来たこの駅、いつの間にか西口が出来ててビックリ! 橋上化と共に開設されたらしいが、駅前は現在整備中でまだ何も無い。
車の入って来ない道路を線路に沿って少し北へ走って行くと、踏切脇で旧青梅街道に斜めに突き当たるのでそこを左折。旧街道のこのあたりは道が狭く車も多いので、あまり走りやすいとは言えない。
旧青梅街道を少し進むとすぐ、斜め右に岩蔵街道を分岐する変則Y字路の交差点。ここを右折して岩蔵街道へと入る。ちなみに、この交差点を曲がらずに直進すれば新青梅街道へと合流する。
美しい小田急バス色のボディが眺められるのも、おそらくこのあたりが北限だろう。ちなみに立川〜村山〜箱根ヶ崎は、このバス会社が「立川自動車運輸」としてうぶ声をあげた時からの伝統路線。
さてルートの方は、青梅街道の北側をほぼ平行に走る一本道。どこまでも真っ直ぐで立派な道のわりに交通量は極端に少なく、自転車向きだ。
途中で国道16号瑞穂バイパスと交差する。あちらの道はとても自転車が車道を走るような環境じゃないナ。目の前を行く河の流れのような車の列を眺めつつ、長い信号が変わるのを待つ。
そこを過ぎてしまえば再び静かな直線道路。右手は農家が続き、左手は一面の畑だ。あの向こうに青梅街道が走っている。
生垣の美しい農家は背後に背の高い屋敷森を背負っている。庭先では梅の花がちょうど見頃になっていた。この道はどこまでも真っ直ぐで、車に脅かされる事もなく安心して快適に走れる。
ずっと一直線で進んで来た道は唐突に左に屈曲する。さてその先はどうなっているかというと…