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■ルートガイド
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その先はセンターラインの無い、林と畑に挟まれた小径となる。車の行き交う青梅街道のすぐ裏手なのに、こんな一角があるというのはあまり知られていないだろう。畑の遥か彼方、青梅街道の向こう側には、建設に拍車がかかる大規模マンションの楼閣がそびえている。


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しばし続いた雰囲気の良い小径はいきなり突き当たってここで終了。バリケードやネットに囲まれて、少々殺伐とした光景。道はT字路になっているので右へ進もう。


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T字路を曲がったところで少々の休憩。左側のフェンスは元スーパーの駐車場跡、その敷地の裏側(表側?)はもう青梅街道だ。行く手左側にはフィットネスクラブのビルが見えている。


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再び進んで行くとすぐに石材工場の敷地に飛び出すが、この光景に躊躇してはいけない。そのまま真っ直ぐ進めば道は開ける。前方の注意書きは会社の掲出した「石材関係ダンプ通行禁止」。


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フィットネスクラブのビルを左に見上げながら走ると、交通量の多いバス通りに突き当たる。ここは若干の右クランクで通過。青梅インターへの連絡道路にもなっていて車の切れ目が無いので、信号の押し釦を押して向こう側へ渡ろう。


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あたりは畑地から新しい住区へと変化して来る。走って行くと、そんな住宅地の一角に武蔵野を思わせる雑木林が。ここは青梅市の新田山公園、ログハウスもあるのでちょっと一休みして行くにはもってこいの場所。


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林の中に遊具が点在するこの公園は落葉の感触が心地よい。元々この地は江戸時代初期に開拓された新町地区内の平地林で、人々はこの山より薪や堆肥、茅などを得て生活に役立てた… と園内の案内板に書いてあった。


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公園に沿って西へ向かうとその外れで道は右へ折れるので、道なりにしばらく北方向へと進む。「止まれ」標識に注意しながら走って行くと、向こうには再び林が見えて来る。


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突き当たった道は都道179号所沢青梅線。そこを左へ少し進めば、道路の向こう側に東京都畜産試験場の正門が現れる。そう、あの究極の豚肉、「TOKYO X」が開発されたのがここなのだ。


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そのままさらに進むと、正面に大きなタイヤショップのあるT字路に到達。昔の街道はその敷地を裏手へと突き抜けていたが、街区整理でこうなった。とりあえず今回はここまでだが、信号を左へ行けばすぐ青梅街道の青梅新町交差点、さらに走って行くとJR青梅線の小作陸橋へと至る。


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