腹がくちくなって昼寝タイムにも良い時間帯だが、まだ行程の2/3ほどを残しているので先へと進む事にする。 相変わらず海を左手に見つつ、ここからの区間は北方向へと向かう。 海の向こうには、箱根の山をはべらせた富士山の頂がうっすらと青い空に浮かんでいる。 油壺入口からは、小網代を経て三崎口駅の方へと続く住宅地の裏道をショートカット。 展望はいいがなかなか登り出のある坂が続く。三浦半島侮りがたしである。

荒崎にあるソレイユの丘へ寄るつもりだったが、気がついたらその入口を通り越し、御幸浜の自衛隊前まで降りて来てしまっていた。 その先、佐島もパスして車の多くなった国道をひたすら北上する。 しかしこの道は自転車率がかなり高い。 それも、わき目もふらず必死に走っているレーサー集団がほとんどだ。 それで慣れているのか、多くの車は追い抜く時にセンターラインを跨いで大きく回避してくれるのであり難い。 だが中には、自分の右肩スレスレの所を通過した大型トラックもいて肝を冷やしたが。