正午をまわってようやくピークに到達。
林道開通と同時に出来た峠だから特に名前は無いようだが、薜さんたちは「勝沼ぶどう峠」にしよう等と記事の中では書いていた。
そこから高尾山直下のあたりまではほぼ水平な道で、さしずめ空中のプロムナード状態。
走る程に甲府盆地が眼下に広がって来て、遥か下界を笹子の方から走り出た中央道や甲州街道が、ゆるいSカーブを描きつつ下って行くのが遠近法で眺望出来る。
|
さてどこでお昼にしようかと探しながら走るが、路肩も狭いし適当な場所も見付からない。
高尾山への登山路があったので空身で藪を掻き分け頂上まで行ってみたものの、そこには小さな案内板が立っているだけで狭くて見晴らしもあまりよろしくなかった。
特に盆地側が木々に遮られているので、林道からの景色の方がまだましな位だ。
ランチを広げる平らな場所もないし、お腹もあまりすいてないので諦めて自転車に戻りそのまま下る事にした。
|