もう一回大休止。既に本日二回目の大盤振る舞い。
橋の向こう側からは嵯峨塩方面へと林道が分岐している。
ニューサイの記事当時では行き止まりとなっていたが、さすがに時間が経って今はどうやら繋がっているらしい。
息を整えて再びサドルに跨る。
折り返した道はそこから先、幸いにもウソのように楽になった。沢に向かって少し下ってしまう部分まで出て来たりして、だったら前半をもう少し楽にしてくれよと言いたい気分だ。
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周囲の樹林帯も切れて来て、日陰から日向中心の走行へと移る。
遥か頭上に見えていた尾根のラインが、カーブをまわる毎に徐々に目の高さへと降りて来る。
そして静かだった空気が風となり音を立てて流れ出し、やがて遠くの景色が一望出来る高台へと到着した。
ここまで来ればピークはもう目と鼻の先。
行く手の尾根の一部がザックリとV字に切れ、そのスキ間を林道が抜けているのがわかる。
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