Banner 初稿 2003/10 (協力:下総快速鉄道 広報部)

●はじめに

車両ガイドと言ってもたいした両数は無いのですが、現在手元に「模型」として実在する車両を中心に写真をご紹介します。 設定等あまり突き詰めて考えていませんので、多分に雰囲気のみで作っている所もありますが、その辺はご承知おきの上ご笑覧下さい。 大半の車両は製作時期が古く、特に16番作品に至っては20年以上も前となっており、今回撮影の為に取り出してみるとあちこちに破損も見られました。 また部品等も当時入手出来るものを中心に、一部は手作りで誤魔化している部分もあったりして、あまり拡大するとボロが出そうですが、まぁとにもかくにも下総快速の雰囲気を感じて頂ければ嬉しいです。

●旧型車(16番)

■100形:モハ107+クハ11
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左:クハ11、右:モハ107

未だ現役の旧型 2両。モハ107の方は、「12人の乗客を乗せて走る楽しい電車」のコピーで TMS384号に登場した例の怪しげな車両です。 これはいさみやのクハ16ペーパーキットをベースとして改造を施し、両運転台化したもの。 発売されたばかりのパワートラックを初めて使い、室内もはりきって吊革に至るまで作り込んでいます。 設定としては、旧型車を冷房改造して前面も一部更新を施したという想定で、運転席窓を昨今はやりの大窓化、屋根には集中式クーラーを背負い込んでいます。

クハの方はその後このモハの相棒として追加製作したものですが、公には未発表。 こちらは 2扉のクロスシート車で未だに非冷房、少ない乗客の座っている席は窓が全開にされています。 モハのスッパリ切れた切妻と対照的に、クハの方は三平面で構成された半流風の前面にしてみました。 これら旧型車の塗装はレッドブラウンにオレンジイエローの帯と、大変渋い物になっていますが、何となく警戒色を纏った旧国電?に見えない事もありません。



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モハ107 サイドビュー

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車内風景

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パンタ部屋根上

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吊革はちゃんと揺れる



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クハ11 サイドビュー

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車内風景

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半流の正面

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車端部の特等席



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MT編成

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