大阪窯業の工場は既になく、この近辺はその後、宅地及び工場団地化されている。あまり期待していなかったが、少し面白いものも見付けた。
(写真：１)
うわっ、何だこれは！ と思わず飛び上がってしまった。
京王線沿いに、北野の方へ少し進んで行ったあたり。線路と住宅の間に、薄っぺらく残された橋台が立っている。専用線が京王電軌をオーバークロスしていた跡だ。
こりゃ大発見と喜んでたが、最近発売された「鉄道廃線跡を歩くII」でも紹介されてるから、結構有名なモニュメントなのだろう。
しかし何故、これだけ撤去されなかったのか。線路の反対側は、もちろん何も残っていない。
(写真：２)
これは期待出来ると思ったのも束の間、その先は住宅地と工業団地に区画整理されてしまい、何も残っていないのだった。
さまよっているうちに、京王重機北野工場の前に飛び出した。京王の名車 5000 や、井の頭線の 3000 が町中でゴロゴロしている様はちょっと感動もんだ。
5000 は最近、地方の中小私鉄で人気がある様で、多くがここで改造されて送り出されている。
(写真：３)
車のデポ地、浅川土手付近にて。今回は近いにもかかわらず、ズルをしてしまった。
前回の昼間の暑さに懲りて、早朝散歩としゃれこんだが、この日はアァ... 一日中曇って涼しいのであった。
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