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港が尽きたあたりで道は若干登り始め、それと共にリュックの背中には早くもうっすらと汗が滲み出す。 それも束の間、岬の根元を短いトンネルで抜ければすぐにまた下り出し、再び海岸沿いの道となる。 ハンドル左手には海、右手は小高い丘で海岸らしい低木の茂る区間が続いて気持ちいい。 左側通行の自転車にとっては、海側を走れるこのコース取りが正解だと思うのだ。

やがて、野比から三浦海岸にかけての湾曲した砂浜が遠望出来るようになると気分はもう最高。 このあたりはまだ車も比較的少なく、快適に走れる自転車向きのルートだ。 いきおい停車して写真を撮る回数が増えて来るが、そのたびにレンタサイクルらしきノンビリ走る夫婦連れに抜かされては抜き返すという繰り返し。 ウサギとカメの心境になって来た。 野比からは国道に合流し、ここからしばし車が騒がしくなる。

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