クリエータ ID: パスワード: ※クリエータ以外の方は投稿出来ません。 特集No. [38] 特集タイトル 特集URL 特集コメント かつてフランスは路面電車をことごとく廃止し、わずかにマルセイユ、サンティティエンヌ、リールの3都市に短い路線が残るのみとなっていました。しかし、1985年にナントで路面電車が復活し、以後20年間で合計11都市で新たにトラム(路面電車)が開業しました。 フランスのトラムは、単に復活しているだけではありません。一つの街に電車が登場するたびに、新しい基軸を採用しているのです。・1987年のグルノーブルでは、中間に車軸のない台車を採用して、世界に先駆けて本格的なノンステップ車を導入しました。・1994年のストラスブールでは、斬新なデザインの100%低床車を導入。世界中に路面電車復権をアピールしました・2000年には、ナンシーでゴムタイヤ式の路面電車が登場・2003年には、ボルドーで架線のない集電システムを導入 この20年でフランスは、路面電車先進国ドイツを凌駕する勢いで最新技術を開発し、世界の路面電車をリードする存在となったのです。 2006年に入り、5月にミュルーズ、7月にヴァレンシアンヌのLRTが開業し、7月現在で合計16都市でLRTが走っています。秋には、パリの外環状線LRT、フランス初となるパリ郊外のトラム=トレイン、日本でも実験中のトランスロール初採用となるクレルモン=フェランのLRTがそれぞれ開業いたします。フランスのLRTが導入都市数・距離ともに日本の路面電車を追い抜く日は近付きつつあります。 世界の路面電車革命を引っ張るフランスのトラム−ここでは、フランスのLRTバナーコンプリートを目指しています。フランスのトラムに関してはこちらのページもご参考下さい。http://eurotram.web.infoseek.co.jp/lrt/fr/fr_j.htm 修正 削除