全国鉄道地図を公開したところ、Tangoさんからお便りを頂きました。
子供の頃に貰ったお宝 | 2008/03 Tango |
新コンテンツの全国鉄道地図を拝見しました。
そこで思い出したのが子供の頃、骨董屋を営んでいた母親の実家で貰った鐵道旅行用扇子の存在です。
数回の引越しや、実家の建替えで未だに発見できずにいる中高生の頃の鉄道写真のネガが多数ある中この扇子だけは何故か手元にあり、思い出して広げてみるとずいぶんと変色しており、さらに日頃使っている遠近両用メガネでは文字がほとんど読み取れない有様。虫眼鏡を探し出してしばし図上の乗り鉄。子供の頃ははっきりと読めたのに!
描かれている路線図は丹那、清水の両トンネルは未開通で、都心部では「の」の字運転の山手線や両国止まりの総武線など、さらに興味深いのは両隅に、朝鮮及満州、台湾、そして樺太まで省線扱いで記されていて、H.Kuma様所有の全国鉄道地図とほぼ同時期の物と思われます。
扇子の裏面に捺されている印から想像されるのは東京、湯島の旅館が客向けに用意したと考えています。
あまりに似たお宝の紹介に感謝し、失礼かと思いますが、扇子の写真を添付させていただきます。