1994年の熊谷線跡 
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 引き続き 富士見市の清水さん から、東武熊谷線跡の写真を送って頂きました。'94年の探訪という事で私のレポートより 3年ほど前になりますが、まだこの頃は路盤もかなり残っていた様ですね。

 それと 3枚目の写真のタバコ屋さんですが、実は以前、実家が妻沼駅前で自転車預り所を営んでいたという女性の方からメールを頂いてまして、記事を見て大変懐かしい思い出がよみがえったとの事でした。ひょっとしてこの建物がそうだったのかも知れませんね。


■熊谷線路盤跡
 鉄道廃線跡を歩くIIIでは、大幡−妻沼間で「当時の路盤が唯一残された100mほどの区間」とありますが、私の探訪時には上熊谷−大幡間でこのような地点が見受けられました。
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■熊谷線路盤跡
 写真ではわかりませんが、この画像中央には小さなガーター橋も残されてました。
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■妻沼駅前のタバコ屋さん
 お婆ちゃんが当時の様子をいろいろ話してくれました。「この先の公民館に行くと、列車が展示してあるよ」と教えて頂く。
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■公民館敷地内の「キハ」
 確か図書館も設置されていて熊谷線に関する資料も多数存在。戦後の「妻沼−新小泉間」の建設にまつわる様々なドラマや地元の有志による列車の現役時代と現在を同一地点から撮影した写真集など興味深いものもかなり揃っておりました。
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 ひととおりバイクでまわりましたが、国道17号を跨ぐ地点のあたりもすでに築堤は無く、広い更地になっていました。壊され切り崩した盛り土は、昭和62年の埼玉博覧会の建設に転用されたとの事です。

富士見市:清水


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