新&旧信越本線 |
草軽を訪れた帰りに、ちょっとだけ横軽を覗いて来ました。(本格的には、そのうちに...)
草軽探検も無事終わり、輪行組のみんなは、軽井沢から国道を下って横川へと出る事にした。
碓氷峠から下り出すが、しばらく行くと道の左手にポッカリと口を開けるトンネル。案の定みんなそこで止まってしまう。私ももちろん自転車を降りる。旧アプト区間のトンネルで、入口には柵が設けられているが、近々遊歩道として整備されるという。
またしばらく下ると、うぁ〜出たァ〜!という感じで碓氷第3橋梁が視界にドーンと飛び込んで来る。旧線のシンボル的な存在で、通称「めがね橋」とも呼ばれているレンガ積みの美しいアーチ橋である。TV 等で有名になったせいか、多くの観光客が路肩に車を停めて、この橋を見上げている。その人間達を目当てに、猿の大群が餌を求めて道に降りて来ている。あぁ、何という食物連鎖(じゃないか ^^;)。
その後快適に国道を下り、横川駅前に到着。自転車をパッキングした後、列車の時間まで駅前のおぎのやで反省会に及ぶ。そのすぐ前の排水路の蓋は、テキストの通りラックレールで出来ていた。
おぎのやのおねえさん(?)は、やたらに愛想が良い。おもわず大量の釜飯をお土産に仕入れてしまったメンバーの一人は、駅からあれをぶら下げて自転車で帰るのだろうか。私も釜飯で腹を満たした後、「峠の力餅」をお土産に買い込んだ。
時間となり、電車に乗り込む。機回線上では、任務を終えた EF63 が甲高いホイッスルを鳴らす。それが山々にこだますると同時に電車は走り始め、ホーム上の売り子、売店の店員、すべてが一斉に車内の乗客に向かって礼を始める。繰り返し、繰り返し...。なんだか心の中がジンとして、思わず鼻の奥がキュッとなった。あぁ、この光景ももう、見られなくなってしまうのだろうか。
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