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旧新橋停車場跡

2013/05

「汽笛一声新橋を…」で始まる鉄道唱歌でお馴染みの新橋駅、これは東海道線や山手線の乗り入れる今のJR新橋駅とは違う場所であったというのはご存じかと思います。 現在のJR新橋駅は1909(明治42)年に烏森(からすもり)駅として開業したもので、それより海側に近接して初代の新橋駅がありました。 初代新橋駅はその後、東京駅の開業に伴って貨物専用の汐留駅と改称され、同時に烏森駅が2代目新橋駅となって今に至ります。

汐留駅はそれ以降1986(昭和61)年まで貨物ターミナルとして使われた後廃止され、跡地が汐留シオサイトとして再開発される際に発掘調査されました。 その時に駅舎基礎やホームの石組みが出て来ましたが、これらは風化防止のため一旦埋め戻され、その上に当時の駅舎とホームの一部が再現されたというわけです。 埋められた石組みは一部見学用の開口窓が設けられており、地上からも観察出来るようになっています。

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旧新橋停車場跡の裏手
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汽車が横浜へと発車して行った線路は、この2棟のビルの間か?その線路跡と直交するように、ゆりかもめが汐留駅へと向かう
絵葉書:(東京名所)新橋停車場
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参考リンク
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