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本体部の左側は山深い渓谷の世界。なかなか迫力のある風景が展開した。

Photo 拡張部の複線ルート。奥のアンダートラスは、中央本線の桂川橋梁に触発されて作ったもの。

Photo 拡張部の末端は、池のまわりをグルリと複線の線路が折り返す。

 の写真は制作中の二代目レイアウトですが、鉄橋類は初代のものからも引き継がれているようですね。

 こちらは工法もプラスターになりまして、なかなか本格的です。崖の部分は、アルミ箔をしわしわにしたものを生がわきのプラスターに押しつけるという、当時流行の製作法をとり入れて、結構これが簡単でそれらしく出来たもんです。

 しかしシナリィー重視としたこのレイアウト、路線の殆どがトンネルの中となり、線路保守や脱線時のメンテナンスに非常に自が手を煩わす結果となるのでした。トホホホ。

 組立式の拡張ユニット部分も含めると一応2列車運転に対応したプランとなっていましたが、一部に単線を残したために運転がとても大変で、実際に2列車が運転される事は希でありました。

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当時のプランノートから

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