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五井に憩う気動車たちですが、今以上にバリエーションがある様ですね。まあ、その頃でも キハ200(写真:下) 以外は予備車的存在だった事は想像にかたくないですが。 |
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この中で、左の写真の車輌ですがちょっとした珍種でして、実は元電車なのです。三信鉄道(飯田線の前身)から流れ流れてこの地へやって来まして、エンジンを乗せて気動車になった次第。前面は改造されて殆ど原形(貫通ドアなしの三枚窓)をとどめていませんが、サイドはステップが設けられた位で後は良く面影を残しています。その左側に見える2つ目玉の キハ41000 も、なかなかいい味出してますね。 |
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現在の主力 キハ200 は国鉄の キハ20 タイプですが、おでこの2つ目が京成系列である事を主張してます。実際のところ塗装も、気動車標準色というより、どうしても京成の赤電色に見えてしまうのが不思議です。 |
さて、小湊鉄道の思い出と言えば、幼い頃親に連れて行ってもらった養老渓谷です。それまでこの鉄道については、いつも乗っている新京成の車内に貼ってある路線案内図で見かけるくらいで、何も知識がありませんでした。そう言えばその路線図には、京成千葉から小湊鉄道の海士有木(あまありき)まで計画路線が書いてありましたが、これが今の千葉急行線(のち京成千原線)として一部開業したわけですね。 実際の小湊鉄道はどうだったかと言うと、五井から小湊のディーゼルに乗って、いくつも小さな鉄橋を渡り、トンネルをくぐった様な記憶があります。長い事乗った後終点で降りて、しらちゃけた田舎道をけっこう歩いて、渓谷(と言う程の流れでなかった様な気がする)で少し休んで帰って来た。その程度しか思い出せません。どうも子供心としては、遊園地やデパートほど楽しくはなかった様です。 最近は、ドラマやCM等で結構この路線が撮影に使われている事も多く、TVで見かけるたびに「また乗りたいなぁ」とボンヤリ思う様になりました。そのうち家族で行ってみたいと思いますが、子供はやっぱり退屈するのかなぁ... (^^;)
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