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お...、遠くから見ると門の前にヘルメット姿の作業員が 3人。何やら時計を見ているが、そのうち奥から青緑色のロコが現れた。 |
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近づこうとする間もなく、センターキャブの凸型ディーゼルは猛烈な勢いで走り出し、目の前の踏切をアッという間に単機で通過していった。
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これは駅まで「お迎え」に行ったに違いないと踏んで、少しの間、工場の前で待つことにした。ここには結構幅の広い幹線道路が走っており、車の通行も頻繁だ。 しばらくすると工場前の信号が赤になり、遮断機が閉まり、さっきのディーゼル機関車がやって来た。行きと違い、大量のワムを従えてしずしずとご帰還だ。 |