(写真5)酒造の脇を行く軌道跡。 怪しげな石が並んでいる。 |
軌道跡は酒造の脇を進んで行くが、塀の根元には何やら怪しげな四角い石が並んでいる。塀の補強の様にも思えるが、そうでない様にも見える。
さらに、苔むした石垣に沿って下って行くと、睦橋通りに降り立つ。
(写真6:下)石垣の先は睦橋通り。 |
そのまま睦橋通りを下ると、福生南公園の入口へと到着。なんだ、ここが軌道跡だったのか〜。どうもこの近辺の廃線跡と、私の自転車でのお散歩コースは、かなりの部分でシンクロしている模様だ。あなおそろしや...
(写真7:下) 福生南公園入口の門のレール。 この写真に反応する様になったらもう... |
公園内は、当然ながらきれいに整備されており、軌道跡のひとかけらも無い。おそらく公園入口で左に90度ターンした後、築堤をゆるやかに川の方へ向かって下って行っていたのだろう。
(写真8)公園内から多摩川を望む。 |
その先、地図では多摩川の流れを渡っているが、現在本流は大きく西側を迂回している。川原に何も無いのを確認し、安心して(何で安心するんだ?)探索を終了した。
この日は台風一過で晴れ渡っていたが、さすがに増水した多摩川は気合の入った流れをしていた。