安比奈線 その後 1998/05

 4年ぶりに訪れた安比奈線。前回は枯れ葉の散り切った1月、今回は新緑の生い茂る5月という事でだいぶ印象が異なっていましたが、廃線跡自体、それを上回る変貌を見せていた事も事実です。随所に「立入禁止」の立て札、橋の前後にはさらに柵が設置され、前回自由気ままに沿線を散策したのがウソの様です。これは仕方のない事なのかも知れませんが、なんかギスギスして来たなぁ...と感じずにはいられませんでした。

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 畑のはじっこに、緑に囲まれてポツンと残っている橋。スティフナーがJの字に曲がる英国型の上路プレートガーダー。
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 この奥があの雑木林の景色へと続くのだが、立ち入り禁止の立て札が立った。それ以前に、この雑草生い茂る状態では入って行く気にもならないが。
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 各踏切りの跡は、丁寧にアスファルトに埋め込まれている。
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 線路側には、これでもかという位にバリケードが張られてしまっている。
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 国道16号を堂々と渡る。埋められてはいるものの、レールも架線も残っている。

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 対岸の安比奈運動公園にて。満開の花畑は、とても華やかな気分にさせてくれた。

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