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2003年10月初旬

久々にツーリングはいかが? 一人のそんなお誘いから、今は各地に散らばっている社内メンバーが再び集まりました。集合は中央本線の下諏訪駅、して目指すは高ボッチ高原。奇怪な名前は、巨人伝説のダイダラボッチにもまつわるんだとか。

まずは旧中山道を塩尻峠へと向かいますが、のっけからいきなりの激坂。ほうほうの体でたどり着いた旧峠、自転車を放り出し、しばらく昔人の脚力の強さに思いをはせた4人であります。

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しかし一旦下り高ボッチ山へ向かって登り始めると、その後はわりと落ち着いた坂道。唯一、ここんとこ登坂量の絶対的に不足してる私は、時々休みながら登ってましたけどね。

さすがに、最後の方は台上へ出る急勾配でしこたま腰に来ましたが、とにもかくにも高原へ到着。眼下に諏訪湖を見下ろしながら一休みの後は、そのままランチタイムクッキングへと突入します。

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標高1600mで調理準備中の、この日の面々。顔を隠してるわけでなくたまたまこういうショットですが、右から走るシェフT氏、長距離ランナーK氏、山サイフリークS氏です。

今日のメニューは、洋風なべとカナッペのスナック風。ペーストはアボカドとチーズを混ぜ、挽き胡椒で味付け。もちろんシェフ秘伝のレシピですが、これがパンに合ってなかなかいけるんだ。麓で仕入れてきたVinもまことに美味で、高原の美味しい空気も相まって食が進みます。しかしこの大鍋、誰のザックに納まっていたのでしょうかね?

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久しぶりの再会を果たして食後の談笑を楽しんでいるうちに、空は段々と曇りだし、空気も急に冷え込んで来ます。あわてて荷物をパッキング、サドルに跨り下りだす一行。それを追いかけるように黒雲が空を覆い、突然パラパラと振り出した雨が、次の瞬間には何とアラレとなって背中に降り注ぎます。う〜ん、誰だ雨男。。。いやアラレ男は。

でも下界に降りて行くにつれて雨も止み、諏訪湖の水面が目の高さになって来ると再びお日様が顔を出しました。駅前で一息つく頃には天空に綺麗な虹までかかり、愉快に走った一日はこうしてハッピーに暮れ行くのでした。しかしこの天気の急変は、ダイダラボッチの悪戯だったかな?

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