2016/06
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金子台の東寄り、入間インターにほど近い場所に巨大な石碑が立っている。 あまり高い建物の無い茶畑の中なので、遠くからでも良く目立つ。 場所は通称「いちょう通り」と呼ばれる道路に沿ったところで、入間市の案内板も設置されている。
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脇には「日本一の道標」「昭和六十一年ギネスブック記載」と書かれた杭もあり、こんな所にギネス物件があったのかと驚く。 石碑としてはこの位の規模の物はいくらでもありそうだが、「道標」として日本一というのがミソだろう。 でもギネスって、世界一を集めた記録じゃなかったっけ?
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で、何のための道標かと言うと、正面には「北狭山茶場碑入り道」と記載されている。 「北狭山茶場碑」はこの北方、霞川の対岸に位置する龍円寺にあり、要はそこへ向かう道を示す道標なのだ。
この道標自体も、元々はその龍円寺の山門近くにあった物らしい。 その高さ4.1m、側面には昭和11年に建設されたとする記録が、大きく彫られていた。
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