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毎年桜の季節を逃してしまうのです。 この時期は花粉症という事もありますが、今年は年度末ギリギリまで検査入院してたりして、なおさら走れませんでした。 考えてみたら正月の七福神巡り以降、買物や用事以外でサドルに跨ったのが皆無という事態は少々情けない。 何となく目覚めた土曜日の早朝、天気も良さそうだし、どれ、ちょっと遅めの花見でも行ってみようか…  そう考え、出遅れで後の祭りになってなきゃいいがと思いつつポタってみました。(2016/04/09)

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まずは通勤の途中でも見かける場所ですが、通りに面して桜並木が続いています。 以前はもっと歩道に張り出し覆い被さっていたのですが、危険防止の為か、伸びた枝は数年前に切り払われてしまいました。


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路面には花びらが散っていて、樹の方も既に葉桜になりかけています。 ハイ、既にちょっと遅かった~

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青梅線の踏切を渡り、多摩川方面へと向かいます。 途中の線路沿いの小公園にも桜が咲き誇っていたので、走り出したばっかりだけど一休み。


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日当たり良好なれど、ここはまだ葉桜にならずに花がもっていますね。 まだ朝なので、公園には誰もいません。 樹の下のベンチに寝転んで花見を… とも思ったけど、とりあえず考えている目的地へと向かうことにします。

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やって来たのはこちら。 第一の目的地、羽村の堰。 ここは近在では桜の名所として有名、この日も「さくらまつり」が開催されていました。 行った翌日が最終日という事で、会期としてはもう終わりかけですが、かろうじて後の祭りにはなりませんでした。


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まだまだ桜の花も見事で、さすが名所だけのことはあります。 昼間は混雑してせわしない花見ですが、朝の散歩は桜を独り占め出来る特典があります。

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羽村の堰から一旦車道に出て少し上流へ行くと、再び土手沿いの遊歩道に出ます。 ここは通称「桜づつみ」と呼ばれ、羽村市水上公園と宮の下運動公園に挟まれた土手上に桜並木が続きます。


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樹の下には所々に石で出来たベンチやテーブルも置かれていて、私のランチクッキングでも良く使わせてもらってます。 桜もまだ大丈夫でした。

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さらに上流へ行くと、遊歩道の突き当たりが阿蘇神社。 この前あたりも桜が咲いています。 ここへ向かう土手上の道は一部未舗装で、短距離ですが林道気分を味わえます。


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残念ながら見頃のピークは過ぎたようで、緑の葉っぱが一部で目だって来つつあります。 新緑の木々は好きですが、桜の花の中に混ざってるのを見るのはちょっと興ざめなんだよなぁ~

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阿蘇神社付近は、土手沿いとは別に多摩川に面した河原側にも桜が植わっています。 ここの並木はわりと背の高い樹が多いようですね。 かなり見上げる感じのお花見になります。


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桜はまだまだ大丈夫… と思ったものの、ピンク色で目立たないので気づきにくいですが、良く見ると新芽が結構開いて来ていました。

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次は橋を渡って多摩川の右岸へ向かいます。 滝山街道から川沿いの脇道に入ると、どん詰まりがゴルフ練習場の「リバーサイドパーク」。 ゴルフには無縁な私も、ここの桜は時々見に来ます。 ズラッと並んでるので、対岸から見てもとても綺麗です。


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花もちょうど見頃でした。 さすがに花見客はいませんが、駐車場に停めたワゴン車からテーブルを引き出し、一人優雅に桜の下でくつろいでいる方がいました。

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小作坂下から河岸段丘を登り返し、台上に出ます。 桜と言えば学校に良く似合う、近くの小学校の校庭は周囲をグルリと桜の樹が囲んでいます。 今年はきっと、入学式に桜が映えたでしょうね。


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小学校の前の道では大好きな桜吹雪にも遭遇。 そして、道に散った花びらの絨毯の上を走るのも又、タイヤが桜まみれになって一興です。

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次は住宅街の中の緑地帯。 さすがに周囲が暖かなので、花のピークは過ぎてしまった様子。 花の間からチラチラと緑が見えてます。


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レンズで寄ってみるとこんな具合。 すっかり葉桜になってしまっていました。 ここは後の祭り~

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最後は新町御嶽神社。 おっ!まだ大丈夫じゃん? 境内西側の桜は薄ピンクの花を咲かせています。 鳥居を潜って奥手へと進むと…


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あらら、敷地中央にある名物の枝垂桜は、葉桜に近い状況になっていました。 ここが一番のお目当てだったのに、ちょっと残念。 幹にはしめ縄が巻かれていて、なかなか立派な大樹ではあります。

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というわけで、この日は見頃の場所あり、ちょっと遅かった所もあり、という結果でした。 まぁ、桜の品種によっても開花時期は多少前後するのでしょう。 ちなみにお散歩のいでたちはこんな感じ、まだまだマスクは必需品です。

Courtesy http://f-tpl.com