~ 焼き秋刀魚のすだち醤油 ~
天高く馬肥ゆる秋、というのは実は中国の故事で「夏に草をたくさん食べ英気を養った馬に乗って北方の騎馬民族が攻めて来る」という忠言の意味らしいが、いずれにしろ食欲の秋ではある。 この季節に美味しいのは何と言っても脂の乗ったサンマで、焼くと派手に煙の出るところなんかはアウトドア向きだし食欲もそそられるものだ。 というわけで、今回は旬の焼き秋刀魚にチャレンジしてみた。
- 秋刀魚・・・1尾
- 大根・・・適量
- 青じそ・・・適量
- すだち・・・1個
- 醤油、オリーブオイル
0.ランチ場所
今回No.ゼロから始まるのは、ロケーションの紹介から入るからだ。 本日のランチ場所は、当初予定していた霞川沿いの休憩所から変更して、今井小学校脇にある「今井ふれあい公園」。 最初の予定地はあまりにも草ぼうぼうだったのと、炎天下のため場所を変えた。 ここも霞川沿いである事に変わりは無いが、立派な屋根のあるのが有り難い。
1.つま&薬味
さて本題。 秋刀魚と言えば大根おろしなので、大根を適当に輪切りにして素材として持参。 したのは良いんだが、これを下ろす手立てを準備し忘れていた。 十徳にそういうのはさすがに付いてないよな~。 仕方なく大葉と共にナイフでざく切り、サラダ風にして添える事にした。 すだちは半切りにし、あとで絞るとしよう。
2.魚の下ごしらえ
主役の秋刀魚は、開きを買って冷凍しておいたのをそのまま持って来た。 走っているうちに程よく解凍されるので、一尾を4切れ程に切り分ける。 上に見えてるのは勿論、主食のお握りですねー。 いつもはコンビニで済ますが、今回は自宅で握った具の無いシンプルな塩むすび。 塩むすび、最高~!
3.焼く
オリーブオイルを敷いたコッヘル蓋のフライパンで切り身を焼く。 例によって焦げ付きやすいので、火加減の具合を見つつ、ヤバそうだなと思ったらフライパンをしばし火から遠ざけて魚をひっくり返したり。 焼いているとさすがはサンマで、バチバチと音をたてつつ煙もモクモク出て来て、いい匂いが鼻をくすぐる。
4.出来上がり
焼き上がったサンマは、大根と大葉のつま(というかサラダ)の上に盛って醤油をかけ、すだちを絞ってからいただきましょー。 醤油はもちろん「キッコーマン特選丸大豆しょうゆ」、何故ならこのレシピの元となったのがこちらの記事だから。 出来上がりの見た目は全く違うものに進化?(笑)したが、カラッと焼けたサンマは美味しいし、すだちと醤油がいい具合にドレッシングとなり、サラダにもピッタリとマッチした。
5.今井ふれあい公園
食後は例によってマッタリと、今日はアップルティーを淹れ、流れる雲を眺めながらのひと時。 しかしこんだけの広場に小一時間いても全く人影無し。 場所的に、隣接している学校のグランドかと誤解しそうなロケーションなので、私も最初は入るのに若干躊躇した。 向こうに見えるカマボコ屋根も体育館の様だが、違うのだ。
6.霞川調節池
実はこの地下には大規模な調整池があり、霞川が増水した時に一時的に水を溜めて氾濫を予防する為の施設になっているそうだ。 その上に蓋をして芝生にしているわけだが、そのため敷地の外縁に幾つかのベンチ、そして片隅にトイレと少しだけ遊具がある以外は特に施設もなく、全体が広大な多目的広場となっているのである。 いゃ~、いい場所みっけた。