牡蠣の季節真っ盛りですね。寒くなって来たので和風の鍋もいいですが、今回は牡蠣のサフラン煮にトライしてみました。牡蠣の肉にはタウリンが含まれ、血圧を正常に保ち、心臓の興奮を抑える効果があると言います。加えてサフランには消化促進、活血作用があり、疲労回復に良いらしいので、それらの相乗効果でこれはもう正に健康増進メニューと言えるでしょう。
牡蠣は塩水で良く洗い、キッチンペーパー等で水気を取っておく。玉ねぎはみじん切りにする。ワインはとりあえず栓を開け... 味見をしておく(料理には直接関係ありません ^^;)。
ちなみに、加熱調理する際の牡蠣は迷わず「加熱用」を選ぶべし。生食用の方が鮮度が良い?と誤解してる人はこの辺を参考に。
まずは鍋にバター(私の場合はコレステロール対策でマーガリン)を溶かし、玉ねじを良く炒め、そこにマッシュルームと牡蠣を加えてさらに炒める。
白ワインを加え、サフランを入れた後、蓋をして煮込む。牡蠣に火が通ったと思ったら、固くならないよう一旦取り出す。
鍋に牛乳を加え、塩コショウで味を調える。牛乳は元祖の方の「おいしい牛乳」だが、これって一般用語って事で登録商標にはなっていないのであるな。
その後、とろみを出す為にバターと小麦粉を混ぜたものを加える。これは、家であらかじめレンジ加熱して練り込んだものを、ホイルにくるんで冷凍した状態で持って来た。
味付けが済んだら牡蠣を鍋に戻し、温まったら出来上がり〜。弾力のあるプルプルの牡蠣は、この季節最高のご馳走ですね。実は、生ガキは小さい頃に家族揃って悲惨な目にあった経験があるので、いまだに若干のトラウマがあるのだが、カキフライ始め火の通った牡蠣料理は大好物なのだ。
この日の調理場は、あきる野市の某公園。芝生に囲まれた背の高い大きな樹の下はお日様も暖かく、冬の日溜りクッキングには最適の場所でした。