~ SPAMとナス獅子唐の味噌炒め ~
ご存知スパムメールの語源となった「SPAM」だが、当時それほどにポピュラーな食べ物だったからなのか、「飽き飽きするもの」という事でモンティパイソンのネタになったのがそもそもの始まりと言われている。 発売元はこの世界的にネガティブとなった商品名をどう見てるんだろうか。 むしろ宣伝不要で名が売れる事を影では歓迎していたりするのかも知れないな。 今回は、スパムのサイト(って言い方も物騒に聞こえるが)にも載っていたレシピで、SPAMを使った炒め物に挑戦!
- スパム・・・198g(7oz)缶1個
- ナス・・・小1個
- 獅子唐・・・4~5本
- オリーブオイル・・・少々
- 味噌・・・少々
1.下ごしらえ
まずは材料のナスと獅子唐を下ごしらえ。 ナスは4cm程に切り、獅子唐はヘタを取る。 ナスはこの後、油で軽く炒めておく。 油は普通はサラダ油だろうが、私は例によってオリーブオイルを使用。 健康のためというか、小さいビンのが売ってるので持ち運びに便利なので。
2.SPAMの準備
ここで本日の主役「SPAM」の登場。 今回使ったのはレスソルト版で、通常のに比べて塩分を20%カットと書いてある。 その20%というのは日本向けに減塩されたレギュラーに対してだそうだから、アメリカじゃ、もっともっと塩分が濃いって事か。
カットは、アウトドアの簡略法としては、パカっと開けた缶の中でそのままナイフを入れてしまうのが吉。 ちなみに「SPAM」は商品名だが、食材の種類としては「ランチョンミート」という事になる。
3.炒めて味付け
火を通しておいたナスに獅子唐とSPAMを加え、さらに油&少量の水で炒める。 味付けは味噌だが、出先のスーパーで小分けのが売ってなかったので、仕方なくインスタント味噌汁の生タイプを求め、半袋程使用。 出汁がでてるからちょうどいいか、後で味噌汁も飲めるし…。
4.出来上がり
良くからめて炒め、ナスがしんなりして来たら出来上がりー。 SPAMは缶状態で調理済みなので、多少生焼けでも心配いらず。 減塩タイプだがこれでも結構塩からく(ノーマルだとどんだけショッパイんだよ)、白飯のオカズとしてはちょうどいいお味。 獅子唐がもう少しピリっとしてたら良かったかな。
5.おまけ
そして出ました! 定番のSPAMむすび。 事前に切り分けておいた一枚をジャージャーと焼いたもの。 スーパーの3個入り小振りお握りに上乗せしただけなのでSPAMデカ!な状態になってますが、これはこれで旨かったです。 む?何だか急に時雨れて、雲行きがおかしくなって来たな。
6.突然の嵐
食べてたら突然の旋風に襲われ、周囲の芝生の枯葉が巻き上げられてブワーっと食べ物の上に降り注ぐ。 その間5分ぐらいだったろうか、コッヘルを身を挺して覆い、必死で食べ物を守ります。 最中はとてもカメラ持つ余裕が無かったんで、写真はその突風が去った後。 たぶん前線通過か何かで空気の層が変わったんだね。 この日関東では、一時的に雪の舞った地域もあったとか。