野外でジュージューと言えば餃子も良いもの。でも、出来合いのを買って来て焼くだけじゃチョットつまらないし、本気モードで作り出すと結構下ごしらえなんかが大変だったり。そんな時、肉以外の具材をそっくりヒジキに入れ替えるという技があるのを覚えておくと便利だ。えー、ヒジキぃ... と思う事なかれ。結構イケるんだ、これが。
<手順> |
1.下ごしらえ |
とりあえず餃子の餡を作る。普通の餃子はキャベツ、白菜、にら、ニンニク等を使うのだけど、今回はヒジキだけ。みじん切りにする必要もなく、そのまま挽肉と混ぜ、軽く塩コショウをすれば餡は完成。実に簡単。
|
2.皮で包む |
次に餃子の皮で包む。コツは、親指の腹を巧く使って内側から外側へ押し出すようにするんだけど(私の場合)、まぁ、形になれば良い事にしよう(^^;) 餡ハミ出してるし...。
それよりも何よりも、焼いた時に合わせ目が開かないように、閉じる部分を少々お湯で濡らしてくっつけておくと後々 Happyかも。餃子の具と皮を別々に食べるのほど、屈辱的な事は無いと思うワケです。
|
3.焼く |
いよいよ焼きの工程に入るが、出ました!万能調理器、コッヘルの登場。これで何でも調理するのだが、焼き物系は焦げ付きに注意が必要。油を多めにひいて、水を少し入れたら蓋をして蒸し焼きに。
ここで待つ間ビールをチビリ...なんてやりたくなるけど、油断してるヒマはない。焼け具合を耳で判断しつつ、コッヘルをコンロから浮かせたりして火加減を調節する。
|
4.完成 |
水が蒸発して中まで火が通ったと思ったら、最後に軽くゴマ油をまぶして強火で焦げ目を作る。片栗粉のとき汁でパリっと膜を作るなんて技もあるけど、一人メニューだと粉類はなかなか少量の調達が難しい。そういう時は、おうちから少し失敬して容器に入れて来ましょう。
さて頂こうか。タレは家で作って来たもので、ポン酢+ラー油+七味唐辛子。ヒジキの具は適度に肉汁と混ざり合って意外なほど違和感なく、食感は普通の餃子そのものだ。
|
5.ロケーション |
ところで本日のお食事処は、嵐山町鎌形・大蔵の都幾川桜堤と呼ばれる場所。文字通り桜の名所で、春先には250本もの染井吉野が見事。以前、一度だけ花の時期に訪れた事があるが、大変多くの人出で賑わっていた。さすがに今日は人影がありませぬが...。
|
6.食後は... |
食後のティータイムは、ドリップコーヒーとクリームプリン。プリン上のクリームをスプーンですくってコーヒーに浮かべれば、即席ウインナコーヒーの出来上がり。パウダーミルクの手持ちが無い場合、良くこの手を使うのだ。ま、ブラックでもいいんだけどネ。
|