~ カリーヴルスト ~
カリーヴルストは、フランクフルトにカレー風味のトマトソースをかけたもので、ドイツのソウルフードとも言われているらしい。 ドイツに行った事の無い私はもちろん本場のそれを食べた事はないが、レシピが色々と紹介されているアレンジ版のなんちゃってカリーヴルストなら簡単に出来そうだったので、この機会に試してみる事にした。
- カレー粉 適量
- ケチャップ 適量
- ソーセージ 4本
- オリーブオイル 少量
- ポテト 若干
- パン 食べられるだけ
1.まずはポテト
段取りの関係で、まずは付け合わせのポテトから調理。 本来ならカリーヴルストのお供はポメス(いわゆるフライドポテト)なのだが、本日は家にある食材で間に合わせる事にしているので、オレアイダの「おはようポテト」(ハッシュドポテト)を冷凍庫から一枚持って来た。 フライパンにオリーブオイルを敷き、これを4等分して解凍しつつ炒める。
2.ソーセージを焼く
次にいよいよメインのソーセージだが、フランクフルトは家にないので、ウインナー(シャウエッセン)で代用。 フランクフルトが豚の腸に詰めるのに対し、ウインナーは羊の腸に詰めるという製法の違いがあるそうだ。 フランクフルトほどのボリューム感は無いが、シャウエッセン好きなので、これはこれでまぁいいだろう。
3.カレー粉で味付け
ウィンナーが焼きあがったら、先ほどのポテトと共に皿に盛り付け、カレー粉を振って味付けを行なう。 こちらは前もって購入しておいたものだが、味付カレーパウダー「ジャワカレー味」という便利グッズ。 顆粒状なので、こういった調理には向いていると思う。
4.ケチャップで味付け
ケチャップの方は家にあったものをちょっと失敬して、小分け容器に詰めて来た。 カレーが食欲をさそう香りを発しているところへ、上からこれを振りかける。 これでカレー風味トマトソースの代用というわけだ。 うーん、カレーとケチャップの組み合わせは、実にけしからん悪魔のコラボレーションですなぁ。
5.出来上がり
というわけで、あっという間に出来上がりの、カリーヴルスト風ジャンキーなフード(笑) 主食はこれまた家にあった某工房のレーズン食パンを小さくカットして持参したもの。 パンと一緒に食べると、レーズンの程よい甘さにカリーヴルストの辛みが映えて、これは間違いない美味しさ! プリプリのウィンナーとカリカリのハッシュドポテトの食感の組み合わせも絶妙で、クッキングした量も丁度よく、満足感と共にお腹に収まった。
6.お茶たて
食後は例によって持参した携帯コーヒーミルで豆を挽き、厳かにドリップの儀を行なう。 持参した豆は、これまた家にあった成城石井の深入りフレンチロースト。 コク深く苦み走ったこの味が大の好物である。
7.霞川の畔
ランチ場所はいつもの霞川沿い「今井ふれあい公園」(写真は帰りに対岸側から撮ったもの) 正月という事で、凧揚げに来ているファミリーが一組、あとはキャッチボールの親子ぐらいしかおらず、今回はほぼ貸し切り状態で静かな時を過ごす事が出来た。