花壇の美しい沢井駅、駅舎は跨線橋の上。駅前は何もないがちょっとした日溜りの広場になっているので、休憩するのには良いかも知れない。夏場は跨線橋に登ってみると、涼しい風が吹いてます。
ちなみに沢井の駅前を下ると青梅街道を渡って「澤乃井」の小澤酒造に至るので、寄り道して見学するのも良いだろう(要予約、無料&きき酒あり)。 さてコースの方は駅前を過ぎると、再び踏切で山側へと移らされる。
沿道は花いっぱいの季節だが、やはり菜の花の華やかな黄色は、一番ハッピーな気分にさせてくれますね。
そうこうしてるうちに道は再び青梅線と交差するが、ここは坂を下って低い陸橋の下を潜る。制限高2.6mなので、サドルの上に立ち上がると頭をぶつけます(んなことするかぃ)。
左上の青梅線と右下を走る青梅街道に挟まれて、うねうねとカーブしつつ緩やかに下りだす。
...と、流し撮りでいきなり私の網膜に写り込んで来た物体があり、急ブレーキで振り返るとこのサビだらけの継電箱。普通の民家の玄関先のようだが、ゴミ置き場代わりかな?持ち主は鉄な方かも知れない。
青梅街道から登って来た道と合流し、さらに進む。ここらはペダルを踏まず、かと言ってブレーキも引かず、惰性で程よいスピードで下れるのでらくちん状態。
今度は逆に青梅街道へと下って行く道を分岐する。今回は左だが、青梅側から来る場合は右手の道を下から登って来た方が楽かも知れない。
先ほどの分岐を左へ進めば、ほどなく最後の下り坂へと到達する。坂道の急さ加減は、路面のビン底模様でよくわかりますね。今回御岳側からコースどりしたのは、ここに原因があります。
ブレーキシューを削りながら下って行くと最後にT字路に出て、右に曲がればすぐ目の前が青梅街道。ちなみに、ここを右折せずに左へ登ると沢奥を折り返して軍畑駅へ行けるようだが、私はまだ未踏破。
降り着いた青梅街道上から、いま下って来た坂道を振り仰ぐ。こう見ると大した勾配でもなさそうだが、石垣の路地を曲がった所に恐怖の光景が潜んでいる。